ルーテシアR.S. ルノーともう一度、恋に落ちる
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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ルノー ルーテシア、本国名クリオ。トゥインゴとメガーヌのあいだに位置するこのルノーのBセグメントカーが今年、4代目の新型にモデルチェンジした。すでに1.2リッター4気筒ターボのノーマル系3車種が日本でも発売されているが、そこに新たに加わったのが高性能版、R.S.=ルノー・スポールである。昔からルーテシア、というかクリオには、当時ルノーのF1のパートナーだったウイリアムズの名を冠したモデルをはじめ、熱いスポーツバージョンがトップモデルに君臨するのが常だったが、これはその最新版というわけだ。
しかしこの新型ルーテシアR.S.、これまでの同モデルと多くの点で異なっている。そのひとつはエンジンで、先代R.S.は2リッター4気筒DOHC16バルブNAのハイチューンユニットだったが、新型は同じDOHC4気筒ながら1.6リッター直噴ターボを採用する。その結果、200ps/6000rpmのパワーと24.5kgm/1750rpmのトルクを生み出すが、これは先代と比べてパワーは同等、トルクは大幅に増強されている。
と同時にトランスミッションも変わった。先代の6段MTから、EDC=エフィシエントデュアルクラッチという名の乾式クラッチを使ったツインクラッチ2ペダルMTに進化している。エンジンもトランスミッションも、まさに世のトレンドに沿った変化である。
もうひとつ大きく変わったのがボディだ。これまで、ウイリアムズやR.S.系のボディはすべて3ドアだったが、新しいR.S.は5ドアボディに設定されている。これは先代との比較のみならず、同カテゴリーのライバルの大半がスポーツ系には3ドアを使っているのと比べて極めてユニークであり、ルノーの英断だと思う。個人的な印象を書けば、ファミリーカーとしても使える5ドアの本格スポーツハッチ、大いにアリと思うからだ。
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